「庭にネズミらしき穴を見つけた！
家に入って来る前にネズミを駆除したいな…」
そんな方に向けた記事です。
この記事を読むことで、ネズミを駆除する最適な方法がわかります。
✅ネズミ駆除を殺鼠剤だけで解決しようとしていませんか？
✅実は最近のネズミは進化していて、従来の殺鼠剤が効かないこともあります。
✅駆除できたと思って放置していたら、いつの間にか家に侵入されるかもしれません。
ネズミを絶対に家に入れたくない方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
庭穴にいるネズミを駆除する方法2選
「駆除するには例えばどんな方法があるの？」
という方のために、ネズミを駆除する方法を紹介します。
「殺鼠剤で駆除する」「ネズミ駆除業者に依頼する」の2つの方法があります。
結論としては、ネズミ駆除業者に依頼するのがおすすめです。
何故なら、殺鼠剤での駆除には限界があるからです。
知識を持っていないと上手に対策できないことや、毒への耐性を持っているネズミがいることから、市販のグッズだけで完全に駆除することは難しいです。
反対に、ネズミ駆除業者の方は専門的な知識と強力な殺鼠剤を用いて駆除してくれますので、完璧な駆除と再発防止が期待できます。
以下の見出しで、詳しく解説します。
殺鼠剤で駆除する
殺鼠剤とは、ネズミを駆除する目的で作られたいわゆる毒餌です。
ホームセンターやドラッグストア、Amazon等で販売されていて、簡単に入手できます。
殺鼠剤を使うことのメリットは費用が安く収まることです。
多くの商品は、300円から3000円以内で購入できます。
一方、デメリットはネズミを確実に駆除できるとは限らないことです。
ネズミに餌を持ち帰らせる必要があるため、ネズミが通らないルートに殺鼠剤を置いても効果は薄いです。
したがって、殺鼠剤で駆除する場合は以下の手順を繰り返す必要があります。
・穴周辺からラットサイン（ネズミの痕跡）を見つけ、よく通る道を推測する
・殺鼠剤を設置し、効果が出るまで繰り返す
・効果が出ない場合は位置を変えたり、別タイプの殺鼠剤を試す
また、そもそも毒に耐性を持っているネズミ（スーパーラット）だった場合効果はありません。
これらのことから、殺鼠剤での駆除はコストは安く抑えられますが、手間がかかる上に確実ではありません。
ネズミ駆除業者に依頼する
ネズミ駆除業者に依頼することのメリットは、確実にネズミを駆除してくれることです。
なぜなら、専門の知識とアイテムを使って駆除できるまで作業を行ってくれるからです。
つまり、殺鼠剤の置き場所を試行錯誤する手間がなく、一度依頼すれば確実に駆除することができます。
一方、デメリットは料金が高額になることです。
1回当たりの料金は業者ごとにバラつきがありますが、2万円を超えることが多いです。
しかし、死骸の処理や、必要であれば家への侵入を防ぐ防鼠工事も行ってくれるため、自分で駆除する場合と比べても無駄に費用が掛かるわけではありません。
これらのことから、費用が掛かっても最善のネズミ駆除・侵入予防を行って欲しい方は、ネズミ駆除業者をおすすめします。
庭穴ネズミにも効く！殺ネズミ駆除剤を選ぶときのポイント2選
「試しに殺鼠剤を使ってみたいけど、どれを選べばいいのか分からない…」
そんな方のために、殺鼠剤を選ぶときのポイントを紹介します。
選ぶときのポイントは「時間をかけて衰弱させるタイプを選ぶ」「農作物の食害目的で使う場合は野ネズミ用を選ぶ」の2つです。
すぐに効果のあるタイプの殺鼠剤は、ネズミに怪しまれてしまうので極力使わない方が良いです。
また、農業・園芸で使用する場合は、野ネズミ用の殺鼠剤を使うことをおすすめします。
家庭用の殺鼠剤には、農薬登録されていない成分が含まれているので、農業で使用することができないからです。
以下の見出しで、詳しく解説します。
時間をかけて衰弱させるタイプを選ぶ
殺鼠剤に使われている毒には「急性毒」「蓄積毒」の2種類があります。
急性毒はネズミが食べて数時間後には死亡し、蓄積毒は3〜5日以上かけてゆっくりと衰弱させます。
基本的には蓄積毒タイプを選ぶのがおすすめです。
なぜなら、殺鼠剤を食べたネズミが警戒心を持ちにくいからです。
急性毒タイプの殺鼠剤を食べて、すぐに死んだネズミを見た仲間は強い警戒心を持ち、次からは殺鼠剤を食べてくれなくなります。
つまり、繁殖していてネズミの数が多い場合、最初の数匹しか駆除することができません。
反対に、蓄積毒タイプはネズミの体内に急激な変化がないため、ネズミが毒であることに気が付く可能性が低いです。
したがって、ネズミが何匹いるかわからない場合には、数日掛けて駆除する殺鼠剤を使うことをおすすめします。
しかし、最近は蓄積毒タイプの殺鼠剤に使われる毒「ワルファリン」が効かないスーパーラットというネズミもいます。
ワルファリンの殺鼠剤で効果が見られない場合は「ジフェチアロール」が使われている急性毒タイプの殺鼠剤を試してみましょう。
それでも効果が無ければ、駆除業者を呼ぶしかありません。
農作物の食害目的で使う場合は野ネズミ用を選ぶ
農業や家庭菜園などで、ネズミの食害を防止する目的であれば、野ネズミ用の殺鼠剤を使いましょう。
なぜなら、農業では農薬登録のない薬品を使うことができないからです。
現在農薬に使っても良いとされている有効成分は以下の4つです。
・クロロファシノン
・ダイファシン
・リン化亜鉛
・クマリン系
つまり「ワルファリン」「ジフェチアロール」等が使われている家庭用の殺鼠剤は使うことができません。
農薬取締法違反となり「最大三年以下の懲役、若しくは100万円の罰金（製造・販売・輸入者が法人の場合は1億）」が課せられます。
反対に、野ネズミ用の殺鼠剤に使われているのは「リン化亜鉛」ですので、農業にも使用することができます。
農業・園芸目的で使用する際は、野ネズミ用の殺鼠剤を使用し、有効成分が農薬登録されている成分であるかを調べてから使用しましょう。
庭穴のネズミを徹底駆除！ネズミ駆除業者を選ぶときのポイント3選
「駆除業者に依頼したいけど、選び方がわからない…」
そんな方のために、ネズミ駆除業者を選ぶときのポイントを紹介します。
選ぶときのポイントは「ペストコントロール協会の会員か」「再発時の保証期間があるか」「複数の業者で見積もりをとる」の3つです。
ネットで業者を探すときには以下の2つに注意するべきです。
| ・ペストコントロール協会の事業所名簿に名前が載っているか？ ・ネズミが再び住みついた時の保障があるか |
これらを満たした業者に依頼することで、適正な駆除作業を施してくれます。
また、業者の候補は1つに絞らず、複数の業者から見積もりを取ってもらうことで、相場より高額な業者を避けることができます。
以下の見出しで、詳しく解説します。
ペストコントロール協会の会員名簿に名前があるかを確認する
ペストコントロール協会（JPCA）とは、有害生物の駆除に関連する業界団体です。
駆除業者を選ぶときは、業者の名前がJPCAの会員名簿に載っているかを確認しましょう。
なぜなら、JPCAの会員である業者は身元が特定されているからです。
名簿には業者の住所や責任者の名前が書いてあるので、万が一不当な金額を請求されたとしても、業者に逃げられる心配はありません。
また、優良事業所の名簿に名前が挙げられている業者は以下の条件をクリアした業者です。
| （１） 事業所に、専任の資格の有効なペストコントロール１級技術者（以下「１級 技術者」という。）がいること。 （２） 事業所には、次の機器材、設備が備わっていること。 ア．全自動・動力・ミスト・ＵＬＶ噴霧、散粉等の薬剤施工用機器具類 イ．毒餌皿、毒餌箱、捕そ器、その他の殺そ用具類 ウ．防毒マスク、防護メガネ、消火器、その他の安全用具類 エ．照明器具、真空掃除機、脚立、防そ防虫工事用具、その他の作業用具類 オ．ルーペ、実体顕微鏡、カメラ、調査用トラップ、その他の調査用具類 カ．施錠可能な、専用の機器庫及び薬剤庫 （３） 事業所もしくは事業所の上部組織が一括して、次の各種保険に加入している こと。 ア．社会保険（健康保険、厚生年金保険もしくは国民健康保険、国民年金） イ．労働保険（雇用保険、労働者災害補償保険） ウ．損害賠償責任保険（対人・対物の両方の補償に加入）
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つまり、実務経験がある社員と、駆除に必要な機材が揃っていることが、第三者によって証明されています。
したがって、JPCAの優良事業所名簿に載っている業者に依頼することで、悪徳な企業を選んでしまうリスクを抑えられます。
会員名簿はこちらから確認できます。
優良事業所の一覧はこちらから確認できます。
再発時の保障期間がある業者を選ぶ
駆除後に再度ネズミが出てきた場合、無料で施工してくれる事業所を選びましょう。
なぜなら、環境が変わっていない場合、別のネズミの群れが住みつく可能性があるからです。
一度住み着いたということは、ネズミにとって生活しやすい環境だった可能性が高いので、他のネズミもその場所に興味を持つ可能性が高いです。
保証期間のある業者であれば、再度住み着いた場合も追加費用は掛かりません。
それに、無償で再施工となると相手の業者にとっても負担となるので、一度で終われるように徹底して作業を行ってくれます。
これらのことから、再発時の保証期間がある業者を選ぶことで、再発のリスクを抑えることができます。
複数の業者で見積もりをとる
業者は1つの業者に絞らず、複数の候補を用意しましょう。
なぜなら、複数の業者で見積りを取る（相見積もり）ためです。
相見積もりすることで、自身の駆除に掛かる費用の相場がわかり、相場より高額な業者への依頼を避けることができます。
また、見積を出してもらった際には、内訳について詳しく質問しましょう。
その理由は、悪徳業者を見抜くことができるからです。
「どういった作業を行うのか」「なぜ行うのか」を聞くことで、余計に高い費用を取ろうとしていた場合には、ボロが出る可能性があります。
これらのことから、費用を必要以上に取られないように、複数の業者で見積もりを出して、内訳について詳しく質問することをおすすめします。
無料でお見積り相談↑庭穴のネズミを駆除する方法まとめ
✅ネズミを駆除するには「殺鼠剤を使う」「ネズミ駆除業者に依頼する」の2つの方法がある
✅殺鼠剤での駆除には限界があるため、ネズミ駆除業者に依頼するのがおすすめ
✅殺鼠剤での駆除は、1回辺りの費用は安く収まるが、効果が出るまで継続して費用と手間がかかる
✅ネズミ駆除業者は、1回あたりの費用は高額になるが確実に駆除してくれる
✅殺鼠剤は基本的に蓄積毒タイプを選び、効果がない場合急性毒タイプを選ぶ
✅農業・園芸に使う場合は、野ネズミ用の殺鼠剤を使う必要がある
✅業者に依頼する場合、JPCAの会員名簿に名前があるかを確認する
✅再発時の保証がある業者を選ぶ
✅相見積もりを取ることで、相場より高額な費用を請求されるリスクが低くなる
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