全国旅行支援が本格的にスタートしたものの、気付けば販売終了が続出していますね。ただ「東京」を目的地とした全国旅行支援は10月20日からの開始となるため、ここを狙っている方も多いのではないでしょうか。
そして東京の全国旅行支援は都民割の「もっとTokyo」と併用が可能ということですから、より大きな割引を効かせることができます。その結果がこちら。
都民割と全国旅行支援とを併用した割引計算
- 平日1泊11,000円の旅行で併用する場合(交通なし)・・3,600円の負担
- 平日1泊25,000円の旅行で併用する場合(交通あり)・・12,000円の負担
- 休日1泊15,000円の旅行で併用する場合(交通なし)・・6,000円の負担
今回はその都民割と全国旅行支援を併用した場合の旅費の割引計算の仕組みを解説していきます。
都民割「もっとTokyo」の全国旅行支援併用時の条件
東京都民割の「もっとTokyo」の概要は次のようになります。
宿泊旅行の場合の条件
割引金額 | 5,000円/泊 |
全国旅行支援との併用なし | 平日/休日6,000円以上 |
全国旅行支援との併用あり | 平日11,000円以上、休日8,000円以上 |
上限の連泊回数 | 5泊/人(回数無制限) |
日帰り旅行の場合の条件
割引金額 | 2,500円/回 |
全国旅行支援との併用なし | 平日/休日3,000円以上 |
全国旅行支援との併用あり | 平日8,500円以上、休日5,500円以上 |
上限の連泊回数 | 5泊/人(回数無制限) |
東京都民割には、最低の宿泊費(旅費)というものが設定されています。
宿泊旅行で考えた場合1泊5,000円の割引が適用されますが、単独で使用する場合は「平日/休日ともに6,000円以上」、全国旅行支援との併用の場合は「平日11,000円以上、休日8,000円以上」の下限金額の設定がされており、その金額は平日の場合ほぼ倍になります。
日帰り旅行で考えた場合1回2,500円の割引が適用されますが、単独で使用する場合は「平日/休日3,000円以上」、全国旅行支援との併用の場合は「平日8,500円以上、休日5,500円以上」の下限金額の設定がされており、その金額はほぼ3倍にもなります。
果たしてどれほどお得なのか?といったことにもなってきますが、具体的なシミュレーション計算を通して割引がどの程度になるか調べてみましょう。
全国旅行支援「ただいま東京プラス」の内容を確認
具体的なシミュレーションを調査する前に、東京都の実施する全国旅行支援である「ただいま東京プラス」の内容も確認しておくことにしましょう。
ツアー等の交通付き宿泊旅行商品
割引率 | 代金の40% |
割引の上限額 | 8,000円/泊 |
割引される前の下限費用 | 平日5,000円、休日2,000円 |
クーポン付与額 | 平日3,000円、休日1,000円 |
宿泊旅行商品
割引率 | 代金の40% |
割引の上限額 | 5,000円/泊 |
割引される前の下限費用 | 平日5,000円、休日2,000円 |
クーポン付与額 | 平日3,000円、休日1,000円 |
全国旅行支援はツアーなど交通費もセットとなった宿泊プランの場合と、宿泊費のみで助成を受けるプランとで割引の上限が変わってきます。基本的には両プランの割引率は40%となります。また旅行先で使用することができるクーポンも配布されるため、土地に還元されるメリットが大きいのも特徴です。
さてこの2つの割引「都民割」と「全国旅行支援」とを費用した場合どうなるのか。割引計算はどうなるのか。この部分を次で解説します!
都民割と全国旅行支援との併用した場合の割引計算とは?
それでは東京都民割の「もっとTokyo」と全国旅行支援の「ただいま東京プラス」とを併用した場合費用計算をシミュレーションしてみましょう。
ただまずは併用計算の原則をひとつだけ覚えておきましょう。
都民割と全国旅行支援の併用計算の原則
都民割を計算してから、全国旅行支援の割引を計算する
平日1泊11,000円の旅行で併用する場合(交通なし)
まずは、都民割で定められた「全国旅行支援との併用可能な最低金額」である「11,000円」の旅行費用で考えてみましょう。先程提示したポイントで考えると次のようになります。
もっとTokyoの割引 | 5,000円の割引 |
全国旅行支援の割引 | 2,400円の割引(6,000円×40%OFF) |
割引後の支払い金額 | 3,600円 |
全国旅行支援のクーポン | 3,000円分を付与 |
まずは都民割の「もっとTokyo」で5,000円の割引を受けられます。
その後【11,000円 – 5,000円】の残金6,000円に対して旅行支援の40%OFFが適用されますので、ここで2,400円の割引。最終的に旅行者が負担する金額は「3,600円」ということになります。
これに3,000円のクーポンが配布されるわけですから、実質600円!めちゃ安いです。
平日1泊25,000円の旅行で併用する場合(交通あり)
次にちょっと豪華なツアー旅行で「25,000円/泊」の旅行費用で考えてみましょう。同様に、先程提示したポイントで考えると次のようになります。
もっとTokyoの割引 | 5,000円の割引 |
全国旅行支援の割引 | 8,000円の割引(交通費含みの上限) |
割引後の支払い金額 | 12,000円 |
全国旅行支援のクーポン | 3,000円分を付与 |
まずは都民割の「もっとTokyo」で5,000円の割引を受けられます。
その後【25,000円 – 5,000円】の残金20,000円に対して旅行支援の40%OFFが適用されるのと同時にこれが上限額と同額になりますので、ここで8,000円の割引。最終的に旅行者が負担する金額は「12,000円」ということになります。
これに3,000円のクーポンが配布されるわけですから、負担額は実質9,000円!ため息がでるくらい割引が適用されています。
休日1泊15,000円の旅行で併用する場合(交通なし)
最後に休日利用の場合で「15,000円」の旅行費用で考えてみましょう。
もっとTokyoの割引 | 5,000円の割引 |
全国旅行支援の割引 | 4,000円の割引(10,000円×40%OFF) |
割引後の支払い金額 | 6,000円 |
全国旅行支援のクーポン | 1,000円分を付与 |
まずは都民割の「もっとTokyo」で5,000円の割引を受けられます。
その後【15,000円 – 5,000円】の残金10,000円に対して旅行支援の40%OFFが適用されますので、ここで更に4,000円の割引。最終的に旅行者が負担する金額は「6,000円」ということになります。
これに1,000円のクーポンが配布されるわけですから、実質5,000円となるわけで、休日の旅行でも大きな割引を受けられることが分かりました!
まとめ
今回は都民割「もっとTokyo」と全国旅行支援「ただいま東京プラス」を併用した場合について、その割引の計算の仕組みなどを解説してきました。シミュレーションをまとめると以下となります。
都民割と全国旅行支援とを併用した割引計算
- 平日1泊11,000円の旅行で併用する場合(交通なし)・・3,600円の負担
- 平日1泊25,000円の旅行で併用する場合(交通あり)・・12,000円の負担
- 休日1泊15,000円の旅行で併用する場合(交通なし)・・6,000円の負担
どのシチュエーションでもあり得ない程の大きな割引が効いていることが分かりますよね。この負担額に地元消費用のクーポンまで配布されるわけですから。今からでも予約とならきゃ損ですね、東京・・行きましょう!
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