2023年1月11日(水)13:00から放送の徹子の部屋に、金工作家であり東京浅草で100年以上続く石川工房の3代目である石川光一(いしかわこういち)さんが出演されます。
「金」を題材に作品を作り上げるという、なんとも高級なお仕事をされている金工作家。その第一線で活躍する石川光一さんの推定年収やWikiプロフィール情報に加え、金工作家としての思いや経歴、さらには実際に作られた作品を確認していていきましょう!
金工作家:石川光一さんの年収はいくら?
金工作家という職業は名前の響きはよいですが、その第一線で活躍する石川光一さんは大体どの程度の年収を稼いでいるのでしょうか。
一般的に金工作家に対して言われる意見は次の2つです。
金工作家に抱かれているイメージ
- 金工は陶芸や漆器などと比べても時間とコストがかかる
- コップ1つで何万円もする(高価で需要は低い)
このことから「制作に時間がかかる」「材料のコストがかかる」「販売商品自体の金額も高い」とあまりいいところがないような印象を受けます。
だからこそこの時代に金工作家の数は目減りしてきているのでないかという気がします。
また石川光一さんのように「金」を専門とした金工作家になれば、日本に数人しかいないともいわれています。
簡単に言えば労力と収入を秤にかけたとき、非常にコスパが悪いのです。それに中途半端な技術ではまるで稼ぐことができません。
一般的な「金」専門ではなく「金物」からの金工作家で200~300万稼げれば成功といえるのかもしれません。それほどに趣味の領域が占める割合の多い職業なのです。
では石川光一さんはどんなものか。
石川光一さんまで名が轟いた作品は、創りだす作品の金額の数字が大きくても、それは決して高い数字ではないと判断されます。要は販売価格が高くても、その価値はそのはるかに上をいくというわけですね。
ただし、正直「金」の相場によっても、石川光一の年収は大きく左右されるのは間違いないでしょう。材料となる「金」その物もめちゃくちゃ高いわけですからね。
それに石川工房の一員と働いている以上、その給料はそこまで多くはもらえないような気がします。
そう考えると「600万~800万位」なのではないかと推測されます。しかしこればかりは本人に聞いてみないと正確な部分はみえてきません。
ただ石川光一さんは作品「命」といった感じなので、収入というかお金自体にはあまり執着はなく、そうした部分は「お任せ!」って感じなのかもしれませんよ。
金工作家:石川光一さんのWikiプロフィール(年齢・出身・学歴など)
金工作家である石川光一さんのプロフィール情報をWiki的にまとめたのがこちらになります。
【石川光一のWikiプロフィール】
名前 | 石川光一 |
よみ | いしかわこういち |
生年月日 | 昭和24年生まれ |
年齢 | 74歳(2023年現在) |
出身 | 東京都台東区浅草 |
小学校 | 不明 |
中学校 | 不明 |
高校 | 不明 |
大学 | 不明 |
職業 | 金工作家 |
歴代 | 石川工房三代目 |
石川光一さんは昭和24年生まれです。そのため2023年現在74歳前後であるとわかります。
74歳といえばそれなりにお年を召されているわけですが、それにも関わらず緻密な金の加工を1日何時間も手作業で行っている、と想像すると尊敬の念しか浮かびませんね。
生まれた出身地は、工房の存在する東京浅草です。
ちなみに石川工房が、東京浅草のどのあたりにあるのか場所を調査してみましたが、そこまでの情報は見つかりませんでした。
工房は厳かな佇まいをしていているイメージを私はもっています。そのため、たとえばマスコミとかがたくさん来てしまっては、気が散ってしまい仕事にならないと思います。また高価な金を取り扱っているため、強盗なども警戒しなければなりません。
そうしたことを懸念したうえで、あえてインターネット上では石川工房の詳細を載せていないのかもしれませんね。
小学校から中学校、高校大学に至るまで、学歴情報も調査をしましたが、この部分に関しても明確な情報は得られませんでした。
ただ石川光一さんは18歳から金工芸の道を選び、真っすぐ進み始めてきたことは分かっています。そのためこのタイミングは高校を卒業した後であり、恐らくは一般的な就職活動などはしたことがないのでしょうね。
石川光一さん金工作家としての思いと経歴
今では一流の金工作家となった石川光一さんですが、いったいどのような流れでこの商売を始めたのでしょうか。
またその後どのようにして、その技術に磨きをかけ成長をし続けてきたのでしょうか。
そのような系譜を次にまとめてみました。
石川光一さんが金工作家を目指したきっかけ・動機
そもそも石川光一さんはなぜこの仕事をするようになったのでしょうか。
それは紛れもなく、実家が親や祖父の仕事場である石川工房であったことが影響しています。
具体的には次のような動機で、金工作家に興味を持ち始めたようです。
石川光一さんが金工作家を目指すことになった動機・きっかけ
- 家(工房)で祖父や親がしている金工の仕事に対し「これは随分面白い商売だ」と興味をもっていた。
- 祖父から「お前は器用だね。器用だね。」とほめられ自然とこの道に入っていった。
家に帰ったら祖父や父親が、ぴかぴかの金を叩きながら成型をしつつ、周りにはゴージャスな金の作品が並んでいる。幼心がこれでくすぐられないわけがないですよね。簡単に言えば家の中が、純金だらけの宝の山なわけですから。笑
そしてその工房でお手伝いをしていたのでしょう、石川工房初代の祖父から「器用だね」と褒められれば「おじいちゃん、僕もなる!」と言ってしまいますよね。
つまり石川光一さんが金工作家を目指すようになったのは、ごく自然なことなのです。

石川光一さんが金工作家になるまで
石川光一さんは高校を卒業した後でしょうか、18歳のころに丁稚奉公(年少者がある一定の期間、商人または職人の家に奉公し、雑役などの仕事をすること)で、武藤正さんに師事をします。
「武藤正」と聞くと場合によっては、大人気漫画「SLUMDUNK(スラムダンク)」に登場する海南大付属のメンバーを思い出す方もいるかもしれませんが、まったく違います。笑
そして武藤正さんの元で金細工を習得したのち、堂々実家である石川工房に帰ってきます。
そこで家族から言われた洗礼をもいえる一言がこちら
まさに職人一家の掟のような厳しい言葉ですよね。
そしてさらには「基本的に技術は一切教えてくれない」ようで、おじさんの作業の様子なんかを横目で見ながら覚えていったそうです。
石川光一さんが金工作家として意識していること
石川光一さんが金工作家として意識していること。大事にしていることをまとめました。
石川光一さんの金工作家としての思い
- 技術の習得に大事なのは「場数」
- 作品の良しあしは「かわいい」か「色気があるか」それだけ
- 一番大事なのはとにかく「好き」だということ
- 引き継がれるものに「かっこよさ」をそれとなく伝える
どれもすごくシンプルな回答なのですが、とても説得力のあるものばかりですよね。
場数、色気、好き、かっこいい、このあたりが大事なキーワードになってくるのですが、どれも難しいことではなく、むしろ物づくりを生業とする職人であれば当然のことなのかもしれません。
でもそれを石川光一さんに言われると、妙に説得力があるように感じるわけです!
石川光一さんの作品の受賞歴と作品紹介
石川光一さんは本当に数えきれないほどの作品を世に送り届けてきました。
そして昭和63年には「東京都知事賞」「内閣総理大臣賞」を受賞しています。
その時の作品を調べてみましたが、対象作品の画像までは見つかりませんでした。
そのため、石川光一さんの手で創られた公開されている作品をいくつか紹介しましょう!
https://t.co/CdDk6n1c2e ピックアップは『質』預かりも行っています🎵手放してしまうとなかなか手に入らない😞でも、今月は出品が😖💦という方はぜひ。もちろん買取りも行っています。石川光一作 純金製たぬき 。18万円での預かり実績ございます。 #藤枝 #静岡 #焼津 #吉田 #島田 #質 #金 #置物 pic.twitter.com/SSP4ns61oL
— ピックアップ藤枝高洲店《元気なリサイクルショップ》 (@fujiedatakasu) March 9, 2018
『御主も悪よのぉ』😏
なんて🤣
現物資産として所有しておきたい金ですが
石川光一 さん作✨祝小判✨
芸術的で素晴らしい☺️
そして一番お重の金額にぶっ飛びました😳😳
黄金展楽しみにしています🤩#三越キャンペーン pic.twitter.com/xIAJoN0Dq4
— 🌺🌺🌺ゆにこーん🦥🌺🌺🌺 (@unicorn_pika) November 20, 2021
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— 日本橋三越本店 MITSUKOSHI (@mitsukoshi_nh) November 20, 2021
どれも金ぴかで高価そうな作品ばかりですよね。
こうした造形を「金」を材料に作り出してしまうなんで、まさに神の領域ですよね。
これからもまだまだたくさんの作品を期待しています!
まとめ
金工作家として第一線で活躍をしている石川光一さん。
2023年現在でご年齢は74歳。会社員の感覚でいえばすでに引退というのが普通なのですが、石川光一さんのなかでは生涯現役なのでしょう、これからも作品を作り続け今度は孫がそのバトンを受け取ってくれるように、かっこいい背中を魅せ続けるのでしょう。
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